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「若者が魅力を感じるそば企画」の開催

 去る1月16日に、慶応大学商学部の学生さんにそば打ちの体験をしていただき、試食を行い、これらの体験を基に今後の全麺協のあり方やそばの魅力を発信する方策等についてプレゼンテーションをしていただきました。この企画は、今回で4回目となり、毎年4年生と3年生が参加し、4年生は2回参加するため、そばの打ち方も落ち着いており、そばに関する知識等もそれなりに持っていると感心したところです。
 参加した35名の学生は、半数以上が女子学生でしたが、自分たちが打ったお蕎麦を完食し、さらに講師が打ったそばもお替りが相次ぎ、一人当たり蕎麦屋の盛り蕎麦約4人前を食べていただきました。私たち講師にとっては、そばが若者に大いに受け入られたことはこれからの活動の大きな励みになったところです。
 以下、学生(8班)からのプレゼンテーションがありましたが、一部項目のみ紹介させていただきます。いかがでしょうか?これらの提案でやってみたことなどありましたら、ぜひ全麺協本部事務局までご相談ください。よろしくお願いします。

〇そばミュージアム
 ・ターゲットは若い人、外国人で、麺の色は濃い(体に良いやつ)もの。
 ・ゆっくりと食べ歩きができる、そば打ちを体験できる。
 〇そば打ちパフォーマンスのエンタメ化(大会の開催)
  ・そば打ちの技術の高さをアピールし、そば職人を憧れの対象に!
  ・芸術点(あおり、きくねり等)、美味しさ点(そばの風味など)
  ・ターゲットはsobaボーイ、sobaガールを含む若者で渋谷系
 〇@浅草蕎麦レストランを開店
  ・メニューはそばハンバーガー、そばパスタ、そばフォー、そばin餃子など
 〇そば打ちを“広める”=世界に向けて認知度向上
  ・日本文化に感度の高い外国人、インバウンド消費を狙え!!
  ・具体的施策として日本文化体験ツアーにそば打ちを組み込む
  ・#(ハッシュタグ)sobauchiで世界に発信
  ・ツアーのお土産にそば打ちセットを付けちゃう 

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初の六段位(蕎士)が誕生しました !!

 このたび、全麺協初の六段位(蕎士)が誕生しました!! 「五段位認定から満5年以上経過している者」との規定から、平成19年開催の第1回認定会と平成22年開催の第2回認定会で「五段位認定」を受けた方を対象に「そば道六段位(蕎士)認定選考会」が実施されました。
 かねてから、五段位以上の段位創設を期待する声があり、「全国認定会専門チーム員会議」で検討を重ね、平成29年度の理事会で「六段位・七段位・八段位認定制度運用要綱」を決定していました。今年度は「実施要領」を制定して段位認定会を実施する準備を進め、「そば道六段位(蕎士)認定選考会」が実施されましたので、その概要についてご報告いたします。

1.期 日 : 令和2年1月26日(日)
2.会 場 : 全麺協研修センター
3.審 査 : 1)技能審査(50分間) 2)面接審査(12分間程度)
4.審査員: 【 技能審査 】
鵜飼 良平 (上野やぶそば 三代目店主)
山崎  憲 (工学博士)
大久保洋子(和食文化国際会議 理事)
【 面接審査 】
中谷 信一 (全麺協 理事長)
千秋  健 (ジャーナリスト)
井上 直人 (信州大学 名誉教授)

報告書 → 初の六段位(蕎士)が誕生しました!

「奉納そば初打ち式」 実施報告 (ふくいそば打ち愛好会)

 ふくいそば打ち愛好会(福井県福井市・田中高二会長)は、1月13日(月・祝)に福井市の中心部にある神社、佐佳枝廼社(さかえのやしろ)で「奉納そば初打ち式」を執り行いました。
 平和安寧と五穀豊穣、健康長寿と会員のそば打ち技能と会活動が更なる精進を祈願することを目的として実施されるもので、ふくいそば打ち愛好会結成の翌年(平成11年)から継続して執り行われて今年で22回目を迎えました。「奉納そば初打ち式」は福井県内では新年の恒例行事として定着し、テレビ・新聞などのマスコミに取り上げられて福井県民の多くに認知されています。
 このたび、ふくいそば打ち愛好会の田中会長から原稿と写真の提供を受けましたので、全麺協会員の優れた実践事例として、その概要についてご報告させていただきます。

報告書 → 「奉納そば初打ち式」 実施報告

ふくいそば打ち愛好会 「そば初打ち式」